原子力発電を支える技術、日本製鋼所

いや、ふいてしまいました。もーびっくりだよー・・・


原子力発電のお釜となる部分の鋼材は日本製鋼所室蘭で世界の8割作ってるそうなのです。で、そこで58歳のおっちゃん、すごいおっちゃんが、でっかいドーナッツ型の真っ赤っかになった鉄を前に、後ろの機械を操作する人に手をひゅっひゅっって動かして合図出してるんですよ。プレス機を動かすタイミングを指示しているらしいんです。もうわけわかんない。其のタイミングをうまくやらないとまん丸になんなかったり、一部の厚みがましてしまったりしてしまうそうです・・・。その後のインタビューで彼の衝撃発言・・・

要約、だいたい「言葉じゃ説明できない、やってみないとわかんない仕事。」

・・・・・・やってみないとよくわかんないような彼の仕事に世界の8割の原発が依存しているのかｗｗｗ。彼がいなかったらどうするんだ？？？




　私はあれ、「日本の技術力は高い」っていう言葉に疑問を覚えることが多いですよ。あ、そんな政治的な意味じゃなくてね・・・。なんんていうかな、そんなこと言ったところでしょうがない気がする。

変な慢心してると一気にひっくり返されるぞ・・・ともおもうし・・・そんなことしょっちゅう言ってる人間は何が作れるのか？・・・っていう疑問もあるし・・・たとえばとある日本人技術者が誇れる腕をもってて、すごいもんつくったとして、「をぉ！日本の技術力はたかいね」なんて自分でおもうのか？・・・ともおもう。なんか日本という漠然としたものと技術という超現実的なものがあんまりマッチングしないんじゃないか？？？

でもなぁ・・・なんか集合体で力を発揮するところもあるし・・・はっきりいえないな・・・。