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In the mind:すとっぷのブログ。いろんなこと、考えたこと、思いついたこと、見つけた物の雑記
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 大きな海があります。其の真中にぽつんと島があります。でも人がすんでいました。人はどうやって其処に渡ったのか・・・。ふしぎですねぇ~ だいぶ後になってヨーロッパ人がちょっと大きめの船を作ってやっとのことで世界一周をしたというのに・・・。昔の人はどうやってその島に渡っていったのか。
 答え。カヌーで渡っていったのです。信じられないけどほんと。あちらの人は今でもタバコを買うためにカヌーを数日はしらせることがあったりするようです。でも・・次の疑問。
 想像してください、貴方の目の前に海があります。そしてカヌーがあります。例えば、あっちの方に島があるということだけは分かっているとします。でもどうやってたどり着く??正確な方向も分かっていないのです。ゴルフでいきなりホールインワンを決めなくては死亡みたいなもの・・・・。
 答え。昔の人は島の周り数百キロ回りまで海鳥が飛んでくることを知っていました。つまり海鳥は島のサイン。だから、あっちの方に進んでいけば海鳥に出会い海鳥は島へと導いてくれたのです。
 そんなこんなで、南太平洋。島々には人が暮らしイースター島ではモアイ像ができたりしましたね。でもほとんど滅んでしまいます。何故か・・・・
 
 其の当時、カヌーというのはごくごく一般的な輸送手段でした。一つの島は小さいため人口は食料などの兼ね合いで少ないものでした。また、島で必要なすべてのものがそろうわけではなく、島どうしで交易をしていたようです。其れにより石器、植物の苗、さらには人的資源をやり取りし、全体で生活を支えていました。しかし、その交易に必要なカヌーを作るのには木を必要とします。しかもしっかりしたものでなくてはなりません。それが次第に減り、カヌーによる交易が止まります。其の後は悲惨・・・・・。悲惨な物語を読みたい人だけ下をどうぞ。


 滅亡、其の壱 内戦、殺戮さらには食糧不足による人食いも発生。このパターンで滅亡
 滅亡、其の弐 近親婚は禁止されていたて島で皆親戚になってしまった、そこにカヌーによる交易停止。→皆老衰死。
 滅亡、其の参 皆で餓死。
 滅亡、其の四 だんだん人口が減ってゆき、そして最後の1人。カヌーがあらわれていたころのかすかな言い伝えを頼りに海岸にを見つづけるが、やがて死に滅亡。

えー、人間に不可欠な資源の欠乏は以上のような結果をもたらしてしまいます。恐ろしいので勘弁してください。

チーズの話じゃないけれども、変化に早く気付いて早く対処すればきっといいことがある!!
(でも人間ってかなり鈍いんだヨねぇ、ピンチになって始めて気付く。其れまでは今の生活が大切だもんね。実際私もそうですし。。手遅れになってから出なければ良いのですがね・・・・)

以上、文明崩壊 の半分までの感想とか感嘆とか。
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