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In the mind:すとっぷのブログ。いろんなこと、考えたこと、思いついたこと、見つけた物の雑記
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 昔一瞬話題になってるから買おうかなァ、とおもったのだけれどもTVでこの人出演してるのみてちょっと違う・・・とおもってやめました。が・・・
父親が国家の品格を買ってきてしまったので、速読まがいの行為。

 読んだ結果・・・私から言わせると突込みどころ満載です。ということで宣戦布告。(かれの考えに賛成のところもいくつかあります。徹頭徹尾ダメダメではありません。)

簡単な内容のまとめ
 日本の良いところが欧米文化によって蝕まれている。そのさいたるもの行過ぎた資本主義。これは是非止めなくてはならない。理論ではどうにもならないことがたくさんある。だから日本的文化、情緒、感性、繊細さ。これを保つのが大変重要。またこれらは世界に類をみない大変すばらしいものである。これらを持った普通じゃない国に日本はなれ。

こんなことが書いてありました。後は枝がいくつかついています。今日のは長くなるなァ・・・巧妙が辻見るのさぼろー。。

会社は誰のもの?
 「会社は株主のものではないのだ」とかって書かれていました。私も彼と同様の意見です。会社は株主のものではない。そして、やりたいこと共有する人間の集合。株主はそれに対する協賛者。これが私の捕らえ方です。彼のまずいのは此処です。理由を論理ではないといいます。「そうなもんはそうなんだ」といいます。無論そういうこともあるかもしれませんがこのことまでそうなもんはそう、などと片付けられてしまってはたまりません。それから今までの会社の株主の軽視は否めません。協賛してくれるすばらしい方々を大切にする心が足りなかった。。。それを無視して彼の話は展開してゆくのが厭!

欧米は野蛮?
 欧米は野蛮だ。とかなり決め付けがみられます。私はきっとそんなことは無いと思うのです。確か、、なんだか余説明されてません。。野蛮なもんは野蛮だみたいな??暴論ですね・・・勘弁してください。

資本主義崩壊
 此れは私も怖いのです。余にも非実体経済が大きくなりすぎている。非実体経済は虚構。世の中の大部分が虚構。恐ろしいものです。其の中で日本は技術をはぐくむべき!これもホント、大切だと思いますよ。日本資源ないですからね・・・虚構が崩壊した時でも技術あれば何とか食べてゆけそうです。。

年功序列?実力主義?
 本ではほぼ実力主義を否定してます。私は其れには反対。五分五分がちょうどいいぐらいだと思うのは私だけでしょうか?究極の実力主義は悲惨です。でも今までの日本は其の対極過ぎた。私は今の日本はもう少し実力主義に傾いても良いと思うのです。今までは平等主義の弊害が大きすぎたと私は考えますよ。

読書推奨
 いいことだとは思うのですが、、少なくともこの本は推奨される本ではないですね。

反主権在民
 真のエリートが必要と書かれています。(あぁ、、此処が一番書くのがむづかしい。。)
真のエリート、其れは幅広い教養、いざという時は国民のために命を捨てる気概。だそうです。こんな聖人君主のような人がいればいいのですが・・・。昔にはいた、外国にはいるとかかかれていますがはなはだ疑問です。似非「真のエリート」も大量にいそうですしね。どうやってそんな選ぶのです?現実性がはなはだ疑問です、其れは今のアメリカイギリスを見ればすぐ分かりますよ。そんなに本当に真のエリートなら国民ぐらい丸めこんで政治の主導権とるぐらいやっみーw無理でしょ。。?もし取れたとしてももし真のエリートだったとしても其の過程で腐ってゆくものですよ。。。
 だからやっぱり国民主権。今まで国民主権は過ちを多く犯してきました。これからもおおく過ちを繰り返すでしょう。でも其れでよいのです、そしてもし、だんだんだんだんと、ゆっくりゆっくりと国民が成熟に向かえばさらに幸い・・・・。国民が国をリードすることなどありえない、などと言っていますが、バカならばかなりにわいわいがやがややってい行けばよい!!(困った問題が一つ。。核兵器、生物兵器、化学兵器。此れだけは本と勘弁。間違い=滅亡ですからね。其処は世界中での刷り込み教育で対処する??w)

いったんまとめ
 理由はない、こうなもんはこうなんだ!と書いてある本です。
現実的ではないことが描かれています。まぁ、、今日はこんなところ。

すとっぷおつかれ・・・w
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ふぇー
親が
「"国家の品格"は極論だけど読んでて面白いよ」
と言ってたのはそれか…
とりあえずどんな本かきいていた通りのようです

そういえば
最近、親が"超バカの壁"を買いました
これも中々面白いらしいのですがどうだか……
ちなみに最近の愛読書(本を読むのも久しぶり)は
"さおだけやはなぜつぶれないのか"ですね
少し好みの本ですね
mono 2006/05/01(Mon)04:01:25 編集
フムフム
 国家の品格母親は読んで面白いといってました・・・・
最低限文化的な親子対立?w

まぁ、新書は軽く読めるから良いよね。
すとっぷ URL 2006/05/01(Mon)20:40:30 編集
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