悪を持って善を制す

　びっくりな言葉です、、が、しかし・・・
「ローマ帝国。戦争、スペクタクル趣味、貪欲、贅沢、美食、消費、堕落、買収、快楽、敗退、暴力、殺人、離婚、等々。。これらに溢れかえった世の中・・・。
でも、ローマ人はこれらを根絶しよう、とは考えなかった。コントロールの下に置けば、諸悪の根絶などという人間に適合し得ないことに訴えなくても人間の生活は成り立ってゆくのだ、と考えた。彼らが熱中したローマ法。そこにかかれていたこと、殺人などの極悪は根絶だが、諸悪は規制、となっているらしいです。諸悪の根絶が重要なのか、人間社会が機能するのが大切なのか、、そして自分の考えることが正義で諸悪を根絶するのだという考えを持った人々がやってきたことをかんがえると・・・。これらのことに比べたら、諸悪はコントロール可能なものでありまだマシなものとして受け止めることも出来ます。狂信的な善人の暴走を防ぐ意味でもいいのです。」ローマ人への20の質問より　抜粋要約。

　へぇと思ってしまいました。ここんところ気付いたのですが、ローマは奥が深い！！名前覚えにくくて厭だなと思ってただけだったんだけれども絶対面白いと思った！！
多分これから本いろいろ読んじゃいます。